現役ケアマネージャーが強力サポート!ケアマネ合格の要点を濃縮しました!

介護福祉士 試験

介護福祉士用語集

濃縮!介護福祉士 HOME / 介護福祉士用語集 目次 / 「ハイムリッヒ法」「ハウス(House,S.J.)」「徘徊」

介護福祉士用語集

ケアサポート9 介護福祉士試験

「ハイムリッヒ法」「ハウス(House,S.J.)」「徘徊」の用語解説!

ハイムリッヒ法

介護者は誤嚥(ごえん)した人の背部にまわり、後ろから上腹部に手を回し、 両手をしっかりと握り、次にその手で強く急激に上腹部を押し上げる。その吹き出す圧を利用して異物を吐き出させる。誤嚥した時に、気管内の異物を除去する為に用いる方法の一つである。また、ハイムリッヒ法とは異なる方法で背部叩打法があり、成人や高齢者ではいすの背もたれを利用したり、小さな子どもであれば介護者の大腿や膝を利用して前屈姿勢をとらせ、背中を強く数回叩いて、異物を吐き出させる方法もある。摂食中は家族や介護者による注意深い観察時め細やかな配慮がたいへん重要となる。たとえ誤嚥しても最小量で気づく事、窒息する前に与えるのをやめる事が大切になる。

ハウス(House,S.J.)

ハウスは、1981年ソーシャルサポートの機能を四つに分類しあらわした。① 情緒によるサポート  ② 評価によるサポート③ 道具的手段によるサポート④ 情報によるサポート⑤ ソーシャルサポート 従来の専門家によるフォーマルな支援だけでなく、家族や近隣などのインフォーマルな支援も含んだ幅広さに特徴がある。

徘徊

記憶喪失の状態、痴呆疾患等でみられる。あてもなく目的もなくさまよい歩く事。青少年の逃避の形としても起こるものである。介護で必要なポイントは、①玄関や門に鍵をかけて閉じ込めると、不安が強まり、症状の悪化につながる事もあり、一緒に出かけて気持ちを和らげる事も1つの方法である。②立ち寄ると思われる所や、近所の人の連絡をもらえるように、協力をお願いしておく事。③徘徊している背景、なぜ歩いているか、どこへ行こうとしているのか、を知る事が大切。④連絡先を衣類に縫いつけて、身元がわかるようにしておく事も必要、等である  

>>>介護福祉士用語集 目次へ戻る

濃縮!介護福祉士 ページ先頭へ戻る