現役ケアマネージャーが強力サポート!ケアマネ合格の要点を濃縮しました!

介護福祉士 試験

介護福祉士用語集

濃縮!介護福祉士 HOME / 介護福祉士用語集 目次 / 「頻尿」「頻脈」「ピック病」

介護福祉士用語集

ケアサポート9 介護福祉士試験

「頻尿」「頻脈」「ピック病」の用語解説!

頻尿

原因は、膀胱に異常がある、膀胱炎、前立腺炎、膀胱結石、膀胱内の腫瘍、膀胱周囲の臓器(子宮・卵巣)等の疾患や、神経因性膀胱の脳血管障害、脳梗塞・脳出血等、尿道に異常や障害のある、前立腺肥大症のような通過障害や尿道炎等、神経性(心因性頻尿)のストレスや精神的トラウマ等、また、一時的なものは精神的緊張や体を冷やした場合にも起こる。疾患によるものでない場合は、緊張を解きほぐす等で 対処する。夜間頻尿については、水分摂取時間を指導したり、尿器や移動トイレを利用するのも一法である。排尿の回数が多くなる状態で、昼間8回以上、夜間は2~3回以上を頻尿という。

頻脈

心臓は自律神経(交感神経と副交感神経)によって支配されており、何らかの要因で交感神経が優位になると心拍数が増える。心因性、運動性の要因が多いが、薬物性要因に依る場合もある。心因性に依る場合は、比較的短時間の内に解消される。運動性に依る場合には適度な過負荷訓練により反復訓練を行う事に依って、解消される。薬物性因子に依る場合は、当該薬物の使用を即時中止するとともに、緊急に医療機関の受診を行い、薬物の中和をおこなわなければ、人体に深刻な影響を及ぼす場合もある。脈拍数が1分間に100以上になった状態をいい、成人の安静時脈拍数はおよそ1分間50~70回である。

ピック病

ピック病は老年痴呆、アルツハイマー型によく似た珍しい病気で、病気の発生率は約100,000人に1人で、男性よりも女性の方に多く見られる初老期痴呆の一つ。初老期(歴年齢上の定義は45歳~65歳)に発病し、痴呆、道徳感情の喪失、行動の逸脱等の人格変化、異常な言動等を主症状とし、比較的速やかに経過する器質性の脳疾患。脳の萎縮がみられる。侵された部分のニューロン(神経細胞)には、異常な物質(ピック小体)がみられる。老人班や細胞内線維はみられなく正確な原因は不明。ピック病は、優性遺伝疾患であるとみられている。ピック病は認知症を伴わない緩徐進行性失語症や純粋健忘症のかたちで発症する事がある。  

>>>介護福祉士用語集 目次へ戻る

濃縮!介護福祉士 ページ先頭へ戻る