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「脳梗塞」「脳塞栓」「脳卒中」の用語解説!

脳梗塞

脳血栓症や脳塞栓症等の脳血流障害により、脳に不可逆的変化がおこる事。脳の循環不全により、脳組織への酸素供給量が低下し、脳代謝が阻害され、脳神経機能がまひし、さらに細胞の壊死により梗塞に至る。症状としては運動まひ、知覚まひ、失語症等をおこす。脳代謝をある程度維持するだけの血流があれば、神経機能の麻痺は回復の見込みもある。日本人の死亡原因の中でも多くを占めている高頻度な疾患である上、後遺症を残して介護が必要となる事が多く、福祉の面でも大きな課題を伴う疾患である。脳梗塞は、処置が遅ければ、最悪死に繋がる病気であるが、処置が早ければ命が助かるケースもあり、脳梗塞の兆候を見逃さなければ脳梗塞に対して過度な恐れを抱く必要もなくなる病気でもある。

脳塞栓

脳塞栓は、前駆症状もなく、急激に発作が進展し、出血性梗塞に移行すると意識障害が増し、予後も良くない。空気・脂肪・腫瘍細胞による塞栓はまれである。成因となる疾患は主にリウマチ性心臓弁膜症、心房細動、壁在血栓を有する心筋梗塞、心内膜炎等である。心臓内の血栓、大動脈弓や頸部動脈の壁在血栓等が栓子となって脳血管の閉塞を生じ、脳梗塞を起こす。脳内の血管以外でできた血の塊(血栓)が脳の血管につまる事により起こり、大部分は心臓に何らかの原因がある為(不整脈や弁膜症、心臓手術後)、心原性脳塞栓症と呼ばれる事もある。

脳卒中

脳卒中として発症する事の多い脳出血は、以前、脳血管疾患の主体を占めていた為、脳卒中は脳出血と解されていた。が近年、脳出血による死亡率は食生活の改善、生活環境の向上、高血圧症治療の向上等により減少してきている。脳の循環不全による急激な反応で、突然倒れ、意識障害を呈し、片麻痺を合併する症候群をいう。脳卒中には2つのタイプがあり、代表的には脳梗塞と脳出血。脳梗塞は脳の血管が詰まり、脳出血は脳の血管が破れる事。脳卒中を予防するには、高血圧を防ぐ為に大切なのは、塩分をとりすぎない事。塩分をとりすぎると、体内の塩分の濃度を下げる為にたくさん水分を血管内に吸収する事により、、血液の量が増え血圧が高くなる。また、野菜や果物に多く含まれるカリウムには塩分をからだから出すはたらきがあるので、これらの食品をとる事も大切である  

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