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「ライフサイクル」「ライフステージ」「ラウントリー(Rowntree,B.)」の用語解説!

ライフサイクル

人が生まれ育ち青年期を迎え、やがて成人し、さらに老年の円熟を経て死に至る過程の事をいう。人生周期または生活周期と訳される。また、結婚による家族の形成から、新婚期、育児期、教育期、子どもの孤立期、子どもの独立後の夫婦期、老後期、寡婦(夫)期等の諸段階を経て、寡婦(夫)の死亡による消滅までの全過程を家族周期という。この各段階において、家族の生活に一定のパターンをもってみられる、家族構成、生活水準、家族の社会的欲求や活動等の変化がある。人の生活周期として、人間が誕生してから死に至るまでの様々な過程における生活史上の各段階の事をライフステージといい、幼児期、児童期、青年期、老年期等。

ライフステージ

人の一生のうち、年代にともない変化していく段階の事をいいます。乳幼児期、児童期、青年期、壮年期、老年期等に分けられます。

ラウントリー(Rowntree,B.)

ラウントリーは生存レベル最低限の貧困線を確立させ、ヨーク市の貧困調査を1899年に行ない、調査の結果は貧困の存在を明らかにして当時の社会に大きな影響を与えた。その貧困測定の基準は生存最低限の貧困線で、後々まで貧困測定に使われることとなった。彼は貧困を第1次貧困と第2次貧困の2つに分けた。第1次貧困とは、その収入がいかに賢明かつ注意深く消費されても、肉体維持のための必要最低限を得るのに不十分で、絶対的貧困にある世帯である。第2次貧困とはその収入がほんのわずかしか第1次貧困線を上回っていないために、飲酒や賭博など平常とは異なったものに支出があると貧困に陥る世帯のことである。 彼は第1次貧困線を決める際に、生存を維持できる水準の算出に栄養という観点を利用した。まず成人と子供の平均栄養必要量を推定し、それを食物量、食品に換算をした。さらにその食品を買うのに必要な現金を算出し、それに、被服・燃料・家庭雑費を加えた金額を第1次貧困線とした。ラウントリーは収入がこの第1次貧困線を下回る層を貧困層と定義した。  

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