現役ケアマネージャーが強力サポート!ケアマネ合格の要点を濃縮しました!

介護福祉士 試験

介護福祉士用語集

濃縮!介護福祉士 HOME / 介護福祉士用語集 目次 / 「老人性難聴」「弄便」「老人休養ホーム」

介護福祉士用語集

ケアサポート9 介護福祉士試験

「老人性難聴」「弄便」「老人休養ホーム」の用語解説!

老人性難聴

加齢が原因の聴覚障害の事である。感音性難聴が多い。低音域の聴力は保たれる一方、1kHz以上の高音域の聴力が障害されるという特徴がある。進行すると聴力は全周波数領域で低下する。原因は、感覚受容器のある内耳の感覚細胞数の減少であると考えられている。大脳皮質にある聴覚中枢の神経細胞数の減少も関与している可能性がある。つまり、内耳の蝸牛の機能低下により音が聞こえにくくなり、また中枢神経の機能も落ちるので言葉の判断力も悪くなる。老人性難聴は治す事ができないので、治療としては補聴器を用いる等、低下した聴力を補うようにする。また、老人性難聴は、男性の聴力損失の方が、女性よりもより大きい事が分かっており、必ずしもすべてが老人性難聴だけではなく、他にも漫出性中耳炎、聴神経腫瘍、騒音性難聴等の原因もある。加齢が進むほど、症状の個人差は大きくなる為、難聴を伴う高齢者とのコミュニケーションでは、ゆっくり大きな声で話す事は当然として注意する必要がある。

弄便

認知症の行動のひとつです。大便を手でこねたり、壁等に塗って弄(もてあそ)ぶ事をいいます。

老人休養ホーム

設置および運営主体は地方公共団体で、利用者はおおむね60歳以上の者およびその付添い人となっている。ただし、利用定員に余裕がある場合には、その他の者の利用を妨げない。景勝地、温泉地等の休養地において、高齢者に対して低廉で健全な保健休養の場を与え、心身の健康の増進を図りおよび、他の世代との交流を促進する場を提供する事を目的とする利用施設。現在、公営と市営施設をあわせて全国で約50カ所運営されている。地方公共団体や社会福祉法人が運営する施設の中では比較的安価な料金で利用する事が可能となっている。また、高齢者の心身の健康を図る事を目的とした特に高齢者に配慮した施設でもある。  

>>>介護福祉士用語集 目次へ戻る

濃縮!介護福祉士 ページ先頭へ戻る