濃縮！介護福祉士 ＨＯＭＥ / 介護福祉士用語集 目次 / 「在宅看護」「在宅酸素療法」「作業療法士」
自宅で治療・療養を必要とする人を、心身ともにケアしながら支えていく事です。 家族での介護だけでなく、訪問医療や訪問看護を受ける事が必要です
慢性呼吸不全患者は酸素吸入を必要とする為に入院を必要としていたが、患者を病院から解放し、家族との生活を可能にする事や、QOLを改善し社会復帰を可能とする目的で高圧酸素ボンベや酸素濃縮器の使用により、在宅でも酸素療法が継続出来るようになった。動脈血酸素圧が著しく低下する為医師が必要と認めたものに対して行われ、健康保険の適用を受ける。酸素供給器としては、酸素濃縮器、酸素発生器、酸素ボンベ等がある。実施に際しては、本人あるいは介助者がその取り扱いに習熟するだけでなく、救急時の対応を援助する為のネットワークが欠かせない。肺繊維症、慢性気管支炎、肺気腫等の慢性呼吸器疾患あるいは難病等により慢性呼吸不全状態にある患者が在宅で行う酸素吸入治療法。
作業療法を専門技術とする事を認められた者に付与される名称。理学療法士および作業療法士法により資格、業務等が定められている。同法によれば、作業療法士とは、「厚生労働大臣の免許を受けて、作業療法士の名称を用いて、医師の指示の下に、作業療法を行う事を業とする者」とされ、作業療法とは、身体または精神に障害のある者に対し、主としてその応用的動作機能力または社会的適応能力の回復を図る為、手芸、工作その他の作業を行わせる事をいうと定義されている。理学療法士および作業療法士法に定められた国家試験に合格し免許を受ける。
