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「舌下錠」「脊柱管狭窄症」「脊髄損傷」の用語解説!

舌下錠

口腔錠の事で、内服で肝臓を通過する事により、不活化されやすい薬物に応用される。舌下錠は小さくし崩壊が速やかにおき、舌下からの吸収を早くさせる剤型が用いられている。急速に効果を期待する時に使用する薬で、主に狭心症の治療に使われる。使い方としては、口の中の粘膜から速やかに吸収させて効果を現すので、錠剤をそのまま飲み込んだり、かんだりせず、舌の下に入れて、自然に溶かす。口の中が乾いている時は、水を少し含んで、舌を湿らせてから舌の下に入れる。舌下錠や舌下スプレー等として商品化されている。

脊柱管狭窄症

馬尾神経症状が主体の腰部脊柱管狭窄症と、頸髄の圧迫による症状が主体の頸部脊柱管狭窄症に大別される。前者は、腰をかけて休むと軽快する間欠跛行(かんけつはこう)、下肢のしびれ、痛み、膀胱や直腸の機能障害が特徴で、後者は、後縦靭帯(こうじゅうじんたい)骨化症等様々原因による頸髄症と同様に四肢のしびれや歩行障害、排尿障害等が現れる。椎間板の変性等の退行性変化によって脊柱管が狭められ脊髄や神経根を圧迫し症状が現れる疾患。

脊髄損傷

脊髄は神経系の下位中枢機能と伝導路機能をもつ為、損傷部以下の弛弾性麻痺、全知覚脱失、膀胱直腸障害等を来す。合併症の予防ならびに社会復帰と自立を目指したリハビリテーション等の機能訓練が重要である。交通事故等の外傷により脊椎の骨折、脱臼に伴い生じる脊髄の障害で、重篤な機能障害を示す。損傷の度合いにより、完全型と不完全型に分かれる。完全型は脊髄が横断的に離断し、神経伝達機能が完全に絶たれた状態であり、不完全型の場合は脊髄の一部が損傷、圧迫等を受け、一部機能が残存するものを指す。また、完全型の場合、損傷部位以下は上位中枢からの支配を失い、脳からの運動命令は届かず運動機能が失われる。  

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