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ケアサポート9 介護福祉士試験

「第19回 介護技術」

問題81 健康状態のアセスメントに関する次の記述のうち、適切なものに○、適切でないものに×をつけた場合、その組み合わせとして正しいものを一つ選びなさい。 

A 血圧は、排尿を我慢していると低くなる。
B 高齢になると、一般的には体温は高くなる。
C 高齢になると、一般的には肺活量は低下する。
D 脈拍は、利用者の不調を知る手がかりとなる。

(組み合わせ)
ABCD
1○○××
2○××○
3○×××
4×○○○
5××○○

 

問題82 福祉用具に関する次の記述のうち、適切なものに○、適切でないものに×をつけた場合、その組み合わせとして正しいものを一つ選びなさい。 

A 介護保険制度によりいったん貸与された車いすは、機種を変更することができない。
B ベッドで座位する際、背上げ機種よりも先に膝(ひざ)挙げ機能を使用することで、安定した座位を確保できる。
C 福祉用具使用の目的には、介護者の介護負担の軽減も含まれている。
D エアマットは、臥床時の体圧分散を図ることを目的としている。

(組み合わせ)
ABCD
1○○××
2○×○×
3○××○
4×○○○
5××○○

 

問題83 食事の介助に関する次の記述のうち、適切なものに○、適切でないものに×をつけた場合、その組み合わせとして正しいものを一つ選びなさい。 

A 生卵、こんにゃくは誤嚥(ごえん)しにくい。
B 利用者の目線より高い位置からの食事介助は、誤嚥しやすい状態をつくる。
C 食欲が低下している原因の一つとして、義歯の不具合がある。
D 食事時のいすは、踵(かかと)が床に着く高さで、テーブルは肘(ひじ)が楽における程度の高さがよい。

(組み合わせ)
ABCD
1○○××
2○×○×
3○××○
4×○○○
5××○○

 

問題84 排泄(はいせつ)の介助に関する次の記述のうち、適切なものに○、適切でないものに×をつけた場合、その組み合わせとして正しいものを一つ選びなさい。 

A 女性の利用者が「便がでました」と言ったので、肛門から前方に拭(ふ)いた。
B 利用者が「便が出ない。お腹が張って苦しい」と言ったので、摘便をした。
C 便秘気味だったので、看護師や栄養士に相談して、海草、さつまいもをつかった献立にした。
D おむつ交換したとき、黒色の便が観察されたので、便を保存して、看護師に報告した。

(組み合わせ)
ABCD
1○×○×
2○××○
3×○○×
4×○×○
5××○○

 

問題85 睡眠に関する次の記述のうち、適切なものの組み合わせを一つ選びなさい。

A 高齢になると、一般的に夜間の睡眠時間が長くなる。
B 睡眠にはリズムがあり、浅い眠りのノンレム睡眠と深い眠りのレム睡眠を周期的に繰り返す。
C 空腹や身体の冷えは、入眠の妨げとなる。
D 日中の活動量を増やすことは、夜間の安眠のために有効である。

(組み合わせ)
1.AB
2.AC
3.AD
4.BC
5.CD

 

問題86 衣服と着脱の介助に関する次の記述のうち、適切なものに○、適切でないものに×をつけた場合、その組み合わせとして正しいものを一つ選びなさい。 

A 片麻痺がある場合、ズボンは健側からはく。
B 寝たきりの場合、寝間着は適度の大きさで背縫いがないものを選ぶ。
C 肢体に障害がある場合、利用者の身体状況と好みを考慮して衣服を選ぶ。
D 上肢に痛みを伴う場合、伸縮性のある素材で袖ぐりの大きな衣服を選ぶ。

(組み合わせ)
   ABCD
1 ○○○× 
2 ○○××
3 ○××○
4 ×○○○
5 ××○×

 

問題87 入浴介助に関する次の記述のうち、適切なものに○、適切でないものに×をつけた場合、その組み合わせとして正しいのを一つ選びなさい。

A 入浴前には、利用者に入浴の意思を確認し、健康状態の観察を行う。
B 冬期は、居室、脱衣場、浴室の温度差が大きくならないようにあらかじめ暖めておく。
C シャワーは、必ず介護職員自身の肌で音頭を確認して使用する。
D 入浴後は疲労しているため、エネルギーを消耗させないように水分補給を控える。

(組み合わせ)
 ABCD
1○○○×
2○○×○
3○×○○
4×○○×
5×××○

 

問題88 次の記述のうち、適切なものに○、適切でないものに×をつけた場合、その組み合わせとして正しいものを一つ選びなさい。 

A 痛みを訴える人には、体位変換をしないようにする。
B 安楽な体位でも長時間同一体位を続けると苦痛の原因となる。
C 足欲には、安楽をもたらす効果がある。
D 発熱時に頭部に氷嚢をあてる主な目的は、安楽をもたらすためである。

(組み合わせ)
  ABCD
1○○××
2○××○
3×○○○
4×○○×
5××○○

 

問題89 褥瘡の予防に関する次の記述のうち、適切なものに○、適切でないものに×をつけた場合、その組み合わせとして正しいものを一つ選びなさい。

A 自力で寝返りができない場合は、定期的に体位変換を行う。
B 皮膚に発赤が見られた場合は、その部位をマッサージする。
C 仰臥位で寝たきり状態の場合、褥瘡の好発部位は大転子部である。
D 栄養状態を悪化させないことは、褥瘡の予防につながる。

(組み合わせ)
 ABCD
1○○○×
2○○×○
3○××○
4×○○×
5××○○

 

問題90 薬の知識に関する次の記述のうち、適切なものの組み合わせを一つ選びなさい。 
A カプセル剤が飲みにくい場合には、中の薬剤を出して飲んでよい。
B 座薬は、冷蔵庫で保管する。
C 同じような症状であっても、以前処方され飲み残した薬は使用しない。
D 降圧剤は、利用者の判断で服用を中止してよい。

(組み合わせ)
1AB
2AC
3BC
4BD
5CD

 

問題91 一次救命処置(BSL)ガイドラインに関する次の記述のうち,適切なものに○,適切でないものに×をつけた場合,その組み合わせとして正しいものを一つ選びなさい。

A 倒れている人に遭遇した場合、まず周囲の安全と意識の確認を行う。
B 気道の確保は頭部を後屈にし、あご先を挙上させて行う。
C 気道確保後、自発的呼吸の有無の判断に迷う場合は、人口呼吸を行わずに様子を見る。
D 自動体外式除細動器(AED)を使用できる者は、医療職に限られる。

(組み合わせ)
  ABCD
1○○××
2○××○
3×○○×
4×○×○
5××○○

 

【介護技術・事例問題1】
次の事例を読んで、問題に答えなさい。
(事例)
Hさん(84歳、女性、要介護3)は、長年一人暮らしをしてきたが、腰椎圧迫骨折による腰背部痛の悪化により在宅での生活が困難となって、5年前に介護老人福祉施設に入所した。一年前から認知症が出現した。また、ゆっくりしたペースであれば、歩行器を使用して歩いていたが、次第に歩行時に足関節の痛みを訴える用になり、痛みが痛いときには車いすを使用して移動となった。痛みの訴えは歩行時のみならず夜間や人での少ないときに多くなってきた。最近では日中でも「今は夜中だから」、「痛くなると困るから」と言い、行事などへの参加も減ってきている。また。食事動作は徐々に不安定になり、食事の途中で介助を求めるようになってきているが、外食のときには最後まで自分で食べることができている。入浴は見守りが必要ではあるが、シャワーチェアを使って自分のペースで行っている。排泄はトイレまで行っていたが、間に合わないことが多くなってきた。
家族の面会はほとんどない。認知症も進行してきているようだ。

 

問題92 Hさんのアセスメントに関する次の記述のうち,適切出ない者を一つ選びなさい。

1 排泄の失敗は、移動能力の低下だけでなく、認知症の進行も影響していると考えた。
2 夜間や人での少ないときに痛みの訴えが多くなってきたのは、単なる痛みだけでなく不安感が大きくなってきたことによるのでないかと考えた。
3 施設外で最後まで自分で食べることができたのは、環境の変化を好きな食べ物を選ぶことができたためと考えた。
4 食事動作が不安定になってきているので、全介助に切り替える必要があると考えた。
5 行事への参加の減少は、痛みに対する不安と認知症の進行によるものだと考えた。

 

問題93 足関節に痛みのあるHさんへの移動の介助に関する次の記述のうち、適切なものに○、適切でないものに×をつけた場合、その組み合わせとして正しいものを一つ選びなさい。 

A 痛みと歩行状態との関連は少ないと判断し、積極的に歩かせる。
B 痛みが起きないように、車いすだけの移動にする。
C 痛みの状態をよく観察する。
D 歩行の介助の注意点を医療職に確認する。

(組み合わせ)
  ABCD
1○○×○
2○○××
3○×○×
4×○○○
5××○○

 

問題94 Hさんの介護に関する次の記述のうち、適切なものに○、適切でないものに×をつけた場合、その組み合わせとして正しいものを一つ選びなさい。 

A 排泄のリズムを観察し、定期的にトイレまで誘導する。
B 排泄の失敗が多くなってきたため、おむつの使用を開始する。
C 歩行が不安定になってきたため、入浴時には転倒しないように注意する。
D 認知症の進行を防止する為にも、家族に面会に来るよう働きかける。

(組み合わせ)
  ABCD
1○○○×
2○×○○
3○×××
4×○×○
5××○○

 

【介護技術・事例問題2】
次の事例を読んで、問題に答えなさい。
(事例)
Yさん(84歳、女性、世愉快後3)は一人暮らしをしていたが歩行困難となり、共働きの長男夫婦と同居することになった。Yさんは、変形性膝関節症、高血圧のほかに心不全による浮腫もある。主治医からは、1日1,200ml程度の水分制限と、心疾患に対する活動制限として、ベッド上安静、ポータブルトイレの使用、週1回程度のシャワー浴が認められている。認知症はない。昼間はベッド柵につかまりながら、ポータブルトイレになんとか移り排尿するが、夜間はおむつを使用している。Yさんは排尿の回数が少なくてすむように、水分摂取を控えている。朝・昼の食事は、長男の妻が出勤する前に用意した者を、ベッド上で食べている。Yさんのシャワー浴については、浴室が狭いこともあり、どのように介助したらよいのかわからず、長男の妻の休日に週一回身体を拭いている。
Yさんは今後も長男夫婦とともに過ごしたいと考えている。長男夫婦は仕事を辞められないこともあり、Yさんの在宅生活を継続できるか不安を感じ、介護支援専門員に相談した。訪問介護が開始され、週4回昼間に清潔保持と排泄の介助が行われることとなった。また、訪問看護も週一回開始されることとなった。
関係者間の連絡には、連絡ノートが使われている。また、Yさんの主治医から、介護専門員に、Yさんに適量の水分節酒を促すよう連絡があった。

 

問題95 Yさんの訪問介護の開始にあたり、前もって確認しておくことに関する次の記述のうち、適切でないものを一つ選びなさい。

1 Yさんの日常生活動作(ADL)の状況
2 長男夫婦の介護力
3 緊急時の連絡先
4 Yさんの地区担当の民生委員
5 Yさんの法定後見人

 

問題96 Yさんの清潔保持と排泄の介助に関する次の記述のうち、適切なものの組み合わせを一つ選びなさい。

A シャワー浴の前に、体調を確認する。
B 下肢は汚れやすいので、タオルで力を入れて拭く。
C 心臓に負担をかけないよう、シャワーは肩から足下へと十分に温めていくようにかける。
D ポータブルトイレに腰掛けて、シャワーボトル等を使って陰部洗浄をする。

(組み合わせ)
1AB
2AC
3AD
4BC
5CD

 

問題97 Yさんの水分摂取の介助に関する次の記述のうち,適切なものの組み合わせ一つ選びなさい。

A Yさんの口唇、皮膚の乾燥の出現に注意する。
B 体から水分が失われるときは電解質も失われるので、積極的に食塩水を摂る。
C できるだけ水をたくさん飲むように促す。
D Yさんに水分摂取の状況を聞いて、連絡ノートに記録する。

(組み合わせ)
1AB
2AC
3AD
4BC
5CD

 

【介護技術・事例問題3】
次の事例を読んで、問題に答えなさい。
(事例)
専業主婦であったNさん(72歳、女性、要介護2)は73歳の夫と二人暮らしである。3ヶ月前に自宅で転倒し、右大腿部を骨折し、入院加療後、退院した。座位や立位は自力で保持できるが、歩行には介助が必要である。戸外での移動には車いすを使用している。食事、排泄、デイケア(週一回)以外は、ほとんどベッド上で過ごしている。
Mさんの食事は夫が作り、入浴の介助は、週一回の訪問介護を利用している。日中の排泄はトイレで行い、夜間はポータブルトイレを使用している。
日夜共に時々排尿の失敗があり、夫はおむつを使用するように強く勧めている。しかい、Nさんはおむつをすることを嫌がっており、飲水を控えている。夫ともあまり口をきかなくなった。

 

夫も介護に苦労してきている。

問題98 Nさんのアセスメントと介護計画に関する次の記述のうち、適切なものに○、適切でないものに×をつけた場合、その組み合わせとして正しいものを一つ選びなさい。 

A 最近夫とあまり口をきかないのは、おむつの使用を促さていることへの反応でもあると考える。
B 転倒の危険があるため、今の活動の範囲を広げない。
C 生活のリズムをつけるため、昼間は離床を促す。
D 排尿の失敗があるため、身体の清潔に配慮する。

(組み合わせ)
  ABCD
1○○×○
2○×○○
3○×○×
4×○×○
5××○×

 

問題99 Nさんの排泄の介助に関する次の記述のうち、適切なものに○、適切でないものに×をつけた場合、その組み合わせとして正しいものを一つ選びなさい。 

A おむつ使用は、Nさんのプライドを傷つける可能性があることについて夫と話し合った。
B 排尿の失敗を防止するため、排尿の間隔を把握するよう夫に助言した。
C ベッドからの転落による骨折を防止するため、ポータブルトイレの使用を禁止した。
D 飲水を控えているのは、排尿の失敗を心配してのことではないかと考えた。

(組み合わせ)
 ABCD
1○○×○
2○×○×
3○××○
4×○○×
5×○×○

 

問題100 Nさんの日常生活の支援に関する次の記述のうち、適切なものに○、適切でないものに×をつけた場合、その組み合わせとして正しいものを一つ選びなさい。 

A 起床したら気に入った日常着に着替えることを提案する。
B 歩行を安定させるため、右手に多点杖を持つことを提案する。
C デイケアを週一回から2回にしてみてはどうかと提案する。
D 夫の休養のためにもショートステイの利用を提案する。

 

(組み合わせ)
  ABCD
1○○×○
2○×○×
3○××○
4×○○×
5×○×○

 

<解答>

問題81:5 問題82:4 問題83:4 問題84:5 問題85:5

問題86:4 問題87:1 問題88:3 問題89:3 問題90:3

問題91:1 問題92:4 問題93:5 問題94:2 問題95:5

問題96:3 問題97:3 問題98:2 問題99:1 問題100:2

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