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ケアサポート9 介護福祉士試験

「第20回 形態別介護技術」

問題101 家族介護者への支援に関する次の記述のうち、適切なものに○、適切でないものに×をつけた場合、その組み合わせとして正しいものを一つ選びなさい。

A 家族が長期間介護を続けている場合は、虐待は起こらないと判断する。
B 家族介護者に対しては、専門的知識・技術をもって、介護に関する指導を行う。
C 福祉用具については、入手や利用の方法に関する情報を分かりやすく提供する。
D 利用者に関する記録は、事実を分かりやすく的確に伝えられるように記述する。

(組み合わせ)
  A B C D
1 ○ ○ × ×
2 ○ × ○ ×
3 ○ × × ○
4 × ○ ○ ○
5 × × ○ ○


 

問題102 高齢者の寝たきり予防等に関する次の記述のうち、適切なものに○、適切でないものに×をつけた場合、その組み合わせとして正しいものを一つ選びなさい。

A 臥床状態から上半身を起こす場合には、速やかにギャッジベッドの上部を高くする。
B 昼間は、寝衣から普段着に着替えて生活リズムをつけるよう工夫する。
C 寝たきり状態が続くと関節の拘縮につながるので、積極的に手足を動かす。
D 「ベッド」「ポータブルトイレ」「いす(車いすを含む)」を利用者の状況に合わせて使用し、寝たきりにならないようにする。

(組み合わせ)
  A B C D
1 ○ ○ ○ ×
2 ○ ○ × ○
3 ○ × × ×
4 × ○ ○ ○
5 × × ○ ○


 

問題103 肢体不自由者の介護に関する次の記述のうち、適切なものに○、適切でないものに×をつけた場合、その組み合わせとして正しいものを一つ選びなさい。

A 関節リウマチがある場合、手のこわばりが強くなるのは夕方であることに留意する。
B 片麻痺によって歩行が不安定になる場合、麻痺側に立って歩行介助を行う。
C 頚髄損傷で四肢麻痺がある場合、うつ熱になりやすいので、室温を調整する。
D 筋萎縮性側索硬化症が進行した場合、体動困難が生じるので、褥瘡の予防のために体位変換を行う。

(組み合わせ)
   A B C D
1 ○ ○ ○ ×
2 ○ × × ○
3 × ○ ○ ○
4 × ○ × ×
5 × × ○ ○


 

問題104 身体機能の補完と福祉用具に関する次の記述のうち、適切なものの組み合わせを一つ選びなさい。

A ベッド柵は、ベッド上での起き上がりを容易にするためにも活用される。
B 固定型四脚歩行器は、左右のフレームを交互に持ち上げて使用するものである。
C ハイ・ロー3モーターベッドには、高さ調節・背上げ・膝上げの機能がある。
D ロフストランド・クラッチは、握力や上腕の力が強い人に適している。

(組み合わせ)
1 A B
2 A C
3 B C
4 B D
5 C D


 

問題105 呼吸機能障害のある人に関する次の記述のうち、適切なものに○、適切でないものに×をつけた場合、その組み合わせとして正しいものを一つ選びなさい。

A 呼吸筋のストレッチ体操など、無理のない範囲内で体を動かしてもらう。
B いすから立ち上がるときには、息を止めるように指導する。
C 痰の色が変化した場合、医師や看護師などの医療関係者に連絡する。
D 酸素療法中の入浴では、カニューレは洗髪の邪魔になるので、はずしてから浴室に入ってもらう。

(組み合わせ)
   A B C D
1 ○ ○ × ○
2 ○ × ○ ×
3 × ○ ○ ×
4 × ○ × ○
5 × × ○ ×


 

問題106 消化管ストマのある人に関する次の記述のうち、適切なものに○、適切でないものに×をつけた場合、その組み合わせとして正しいものを一つ選びなさい。

A 介護従事者は、フランジ(台紙)を交換することができる。
B 小腸ストマのある人が入浴直前に排便があった場合の入浴介助は、パウチを装着せずに行う。
C S状結腸ストマのある人の便は有形であるため、定時排便が得られやすい。
D 適度な運動は、食欲を増し、排便にもよい効果をもたらす。

(組み合わせ)
   A B C D
1 ○ ○ × ×
2 ○ × ○ ×
3 × ○ × ○
4 × × ○ ○
5 × × × ○


 

問題107 視覚障害のある人の介護と福祉用具に関する次の記述のうち、適切なものに○、適切でないものに×をつけた場合、その組み合わせとして正しいものを一つ選びなさい。

A 手引き歩行時の介護者は、視覚障害のある人の半歩前を歩く。
B 求心性視野狭窄のある人の移動では、階段の段差が認識しにくいことに留意する。
C 低視力の人の読書には、拡大読書器の活用が有効である。
D 白杖とT字杖を同時に使用する場合、T字杖は、二歩先の足元を検索・確認するためのものである。

(組み合わせ)
   A B C D
1 ○ ○ ○ ×
2 ○ ○ × ○
3 ○ × ○ ○
4 × ○ ○ ×
5 × × × ○


 

問題108 言語障害のある人のコミュニケーション援助に関する次の記述のうち、適切なものに○、適切でないものに×をつけた場合、その組み合わせとして正しいものを一つ選びなさい。

A 運動性失語障害のある人には、「はい」「いいえ」で答えられる質問をする。
B 運動性失語障害のある人には、手話を使うようにする。
C 麻痺性構音障害のある人には、五十音表の使用も可能であることに留意する。
D 麻痺性構音障害のある人には、ゆっくりと文節を区切って話すように促す。

(組み合わせ)
   A B C D
1 ○ ○ ○ ×
2 ○ ○ × ○
3 ○ × ○ ○
4 × ○ ○ ×
5 × × × ○


 

問題109 聴覚障害のある人のコミュニケーション援助に関する次の記述のうち、適切なものに○、適切でないものに×をつけた場合、その組み合わせとして正しいものを一つ選びなさい。

A 筆談は、言語獲得後の失聴の場合に、有効なコミュニケーションの手段である。
B 読話では、同口型異義語に注意する。
C 空書では、相手との距離を通常1~1.5mくらいにし、楷書でゆっくり、はっきり書く。
D 手話を獲得した人は指文字も獲得しているので、積極的に使う。

(組み合わせ)
   A B C D
1 ○ ○ ○ ×
2 ○ ○ × ×
3 ○ × ○ ○
4 × ○ × ×
5 × × ○ ○


 

問題110 認知症の人に関する次の記述のうち、適切なものに○、適切でないものに×をつけた場合、その組み合わせとして正しいものを一つ選びなさい。

A 認知症はかなり進行しても、感情は保たれる。
B 徘徊の場合には、その行動の背景を理解するように努める。
C 失敗行動があったときは、厳しく注意する。
D 見当識障害が見られる場合、現実認識を深めることを目的とする方法として、現実見当識訓練(reality orientation:RO)がある。

(組み合わせ)
   A B C D
1 ○ ○ ○ ×
2 ○ ○ × ○
3 ○ × ○ ○
4 × ○ ○ ×
5 × × × ○


 

問題111 精神障害のある人の介護に関する次の記述のうち、適切なものに○、適切でないものに×をつけた場合、その組み合わせとして正しいものを一つ選びなさい。

A 抗精神病薬の服用は、唾液の分泌を増加させることに留意する。
B 心身の疲労が再発の誘因となる場合、休みを取るなどして仕事に従事する時間を短くするよう勧める。
C 家事などは、本人ができる状態であれば一緒に行い、次第に一人でできるように支援する。
D 薬物療法や精神療法とともに生活療法を行う。

(組み合わせ)
   A B C D
1 ○ ○ ○ ×
2 ○ × × ○
3 × ○ ○ ○
4 × ○ × ○
5 × × ○ ×


 

(形態別介護技術・事例問題1)

 在宅の認知症高齢者に関する次の事例を読んで、問題112から問題114までについて答えなさい。

[事例]

 Jさん(83歳、要介護2)は、妻(78歳)と二人暮らしである。Jさんは退職後、写真撮影を趣味としていた。以前から血圧が高く、3年前より物忘れが多くなった。半年くらい前から一日中何もしないで過ごすようになっている。食事や更衣などの動作はゆっくりであるが、促せば何とか自分でできる。最近、入浴を嫌がるようになる一方、時には浴槽から出ようとしなくなることがある。尿意・便意を訴えることができない。失禁があり、終日おむつを使用している。
妻は、介護の手助けをしてくれる人が近くにいないため、疲れ果ててしまっている。現在、週2回の訪問介護を利用している。

 

問題112 Jさんのアセスメントに関する次の記述のうち、適切なものの組み合わせを一つ選びなさい。

A 心身の廃用性機能低下が進む可能性がある。
B 食事の動作がゆっくりなのは、食欲がないためである。
C 動作を促さないと自分で行わないのは、妻が世話をしすぎているためである。
D 趣味の写真撮影を再開することで、生活の活性化につながる可能性がある。

(組み合わせ)
1 A B
2 A C
3 A D
4 B C
5 C D

 

問題113 Jさんの入浴介助に関する次の記述のうち、適切なものに○、適切でないものに×をつけた場合、その組み合わせとして正しいものを一つ選びなさい。

A 入浴を嫌がる場合は、叱責してでも入浴を促す。
B 浴槽から出ようとしない場合は、長湯になっても浴槽を出るまで待つ。
C 洗い残しのある場合は、洗身介助をする。
D 入浴後の着衣は、介護者が全介助で行う。

(組み合わせ)
   A B C D
1 ○ ○ × ×
2 ○ × ○ ×
3 × ○ ○ ○
4 × ○ × ○
5 × × ○ ×


 

問題114 次のサービスのうち、Jさんが在宅生活継続のために当面利用するものとして、最も適切なものを一つ選びなさい。

1 認知症対応型通所介護
2 認知症対応型共同生活介護
3 通所リハビリテーション
4 夜間対応型訪問介護
5 特定施設入居者生活介護


(形態別介護技術・事例問題2)

 次の事例を読んで、問題115から問題117までについて答えなさい。

[事例]

 Kさん(78歳、要介護2)は、糖尿病で20年前からインスリン療法を行っている。約6か月前に右下肢が壊死し、大腿部切断により義足装着となった。妻と自宅で生活していたが、世話をしていた妻が心筋梗塞で入院したため、介護老人保健施設(以下「施設」という)に1か月前に入所した。食事、更衣、整容は自立しているが、起立、移乗、排泄、入浴は要介助、義足歩行は5m程度ならば四脚杖と介助にて可能だが、主に車いすを利用している。インスリン注射は朝・昼・夕食前に自分で行っている。入所後食事量が減っており夕食前になると、時々あくび、いらいらや発汗が見られるが、夕食後にはおさまる。また、視力低下や易疲労感に加え、切断した右足のしびれ感を介護従事者に頻回に訴える。施設の行事やグループ活動には参加せず、部屋に閉じこもって、入院している妻のことを話して涙ぐむことが多くなった。

 

問題115 Kさんの身体状況のアセスメントに関する次の記述のうち、適切なものに○、適切でないものに×をつけた場合、その組み合わせとして正しいものを一つ選びなさい。

A 左足部や断端部に傷ができる可能性がある。
B 夕食前のあくび、いらいらや発汗は、閉じこもりによるストレスから生じている。
C 右足のしびれ感は、幻肢によるものである。
D 視力低下は、糖尿病による合併症の可能性が考えられる。

(組み合わせ)
   A B C D
1 ○ ○ × ×
2 ○ × ○ ○
3 ○ × ○ ×
4 × ○ × ×
5 × × ○ ○


 

問題116 Kさんの介護に関する次の記述のうち、適切なものに○、適切でないものに×をつけた場合、その組み合わせとして正しいものを一つ選びなさい。

A 毎食の食事摂取量に十分注意する。
B 歩行するときには、右手に四脚杖を持ってもらう。
C 臥床するときには、義足をはずしてもらう。
D 端座位から車いすへ移乗するときには、車いすはKさんの左側に置く。

(組み合わせ)
   A B C D
1 ○ ○ × ×
2 ○ × ○ ○
3 ○ × ○ ×
4 × ○ × ×
5 × × ○ ○

 

問題117 閉じこもりがちのKさんへの支援に関する次の記述のうち、適切なものに○、適切でないものに×をつけた場合、その組み合わせとして正しいものを一つ選びなさい。

A 食事時以外はベッド上で静養するように勧める。
B 義足歩行の訓練の回数を増やす。
C 散歩や外出を促して気分転換を図る。
D 妻との面会ができるように準備する。

(組み合わせ)
   A B C D
1 ○ ○ × ×
2 ○ × ○ ○
3 ○ × ○ ×
4 × ○ ○ ○
5 × × × ○


 

(形態別介護技術・事例問題3)

 精神障害のある高齢者の介護に関する次の事例を読んで、問題118から問題120までについて答えなさい。

[事例]

 Nさん(78歳、要介護3)は、10年前よりうつ病で精神科病院に入退院を繰り返していた。1年ほど前に退院してからは、自宅で妻と二人暮らしであったが、大腿骨頚部骨折による歩行困難のため、半年前から介護老人保健施設に入所している。精神科へも通院し抗精神病薬が処方されているが、自ら薬を飲もうとしない。最近では食事もベッドで摂ることが多くなってきた。食欲不振があり、また便秘がちである。夜間は寝つきが悪く、睡眠不足が続いている。しばしばナースコールを押し、「妻が面会に来てくれない」、「歩けなくなってしまった」、「生きていても仕方がない」などと訴える。妻は月1回、面会に訪れている。

 

問題118 Nさんの介護に関する次の記述のうち、適切なものに○、適切でないものに×をつけた場合、その組み合わせとして正しいものを一つ選びなさい。

A 精神症状には日内変動があり、それを考慮したかかわりが大切である。
B 朝から頑張って積極的に行動するよう励ます。
C 調理法を工夫して、食事量や水分摂取量を増やすようにする。
D 「生きていても仕方がない」と言わなくなったときには、自殺の危険が遠のいたと考えてよい。

(組み合わせ)
   A B C D
1 ○ ○ ○ ×
2 ○ ○ × ○
3 ○ × ○ ×
4 × ○ × ○
5 × × ○ ×


 

問題119 Nさんの夜間の対応に関する次の記述のうち、適切なものに○、適切でないものに×をつけた場合、その組み合わせとして正しいものを一つ選びなさい。

A 「歩けるようになるまで頑張りましょう」と励ます。
B Nさんのお話をよく聞いて、不安等の軽減を図る。
C 夜間不眠の状況を看護師に報告し、服薬等について相談する。
D 日中に睡眠の必要性も検討する。

(組み合わせ)
   A B C D
1 ○ ○ ○ ×
2 ○ ○ × ○
3 ○ × ○ ×
4 × ○ ○ ○
5 × × × ○


 

問題120 Nさんの介護における連帯等に関する次の記述のうち、適切なものに○、適切でないものに×をつけた場合、その組み合わせとして正しいものを一つ選びなさい。

A 向精神病薬を中断しないように、看護師と連携して飲んだことを確認する。
B 食欲不振や便秘の対応について、精神科医を含め医療関係者の助言を得る。
C 別離の不安をこれ以上強くしないため、妻に面会を控えるよう助言する。
D ケース検討会を開き、散歩を勧めることの是非について相談する。

(組み合わせ)
   A B C D
1 ○ ○ ○ ×
2 ○ ○ × ○
3 ○ × ○ ○
4 × ○ × ○
5 × × ○ ×

 

<解答>

問題101: 4
問題102 :4
問題103 :3
問題104 :2
問題105 :2
問題106 :4
問題107 :1
問題108 :3
問題109 :1
問題110 :2
問題111 :3
問題112 :3
問題113 :5
問題114 :1
問題115 :2
問題116 :2
問題117 :4
問題118 :3
問題119 :4
問題120 :2

 




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