現役ケアマネージャーが強力サポート!ケアマネ合格の要点を濃縮しました!

介護福祉士過去問題 大特集

無料!過去問題特集

濃縮!介護福祉士 HOME / 過去問題特集(目次)  / 第20回 社会福祉援助技術

無料!過去問題特集

ケアサポート9 介護福祉士試験

「第20回 社会福祉援助技術」

 

問題27 社会福祉援助技術の基本に関する次の記述のうち、適切なものに○、適切でないものに×をつけた場合、その組み合わせとして正しいものを一つ選びなさい。

A 日常生活に支障がある利用者に対して、本人に代わって全面的に生活問題を解決する。
B 利用者の身体機能や心理状態ではなく、社会的な環境状況に焦点を当てる。
C 利用者のニーズの充足を図ることによって、生活の質を高める。
D 公平の原則に基づき、画一・平等な内容の支援を行う。

(組み合わせ)
  A B C D
1 ○ ○ ○ ×
2 ○ ○ × ○
3 × ○ ○ ×
4 × × ○ ×
5 × × × ○

 

問題28 面接における援助者の行動に関する次の記述のうち、最も適切なものを一つ選びなさい。

1 積極的に聴いている印象を与えるには、腕組みをする。
2 受容の姿勢では視線をそらさず、利用者の目を凝視する。
3 傾聴の姿勢を示すときには、相づちはうたない。
4 基本的な情報を確認するときには、「閉じた質問」をする。
5 非審判的態度を示すには、援助者の主観や価値観を利用者に伝える。

 

問題29 集団援助技術の基本的知識に関する次の記述のうち、適切でないものを一つ選びなさい。

1 グループワークでは、グループを媒体として個人を支援する。
2 プログラムの計画作りは、グループのメンバーと援助者との共同作業である。
3 グループの成長を促進するために、援助者は自らを特定の役割に固定する。
4 援助者は、グループの中で生まれた「集団規範」を手段として活用できる。
5 グループには自然発生的なものもあれば、人為的なものもある。


 

問題30 社会福祉援助技術の用語に関する次の記述のうち、適切でないものを一つ選びなさい。

1 提供期間間の連携を図り連絡・調整することを、コーディネーションという。
2 援助者が主導的に決定できる援助関係を、ラポールという。
3 利用者側に立った利用者の権利などの擁護活動を、アドボカシーという。
4 援助者が地域に出向き面接や援助をすることを、アウトリーチという。
5 利用者が援助を活用して問題解決に向かう能力を、ワーカビリティという。


 

問題31 ケアマネジメントの過程に関する次の記述のうち、適切なものに○、適切でないものに×をつけた場合、その組み合わせとして正しいものを一つ選びなさい。

A アセスメントは、利用者の主訴から得られた情報に限定して行う。
B ケアプランは、利用者の参加を得て作成する。
C ケアプランは、必要に応じて変更されるものなので、文書化することは避けた方がよい。
D 心身機能面での大きな変化が予測される利用者に対しては、特にきめ細かなモニタリングを実施する。

(組み合わせ)
  A B C D
1 ○ ○ ○ ×
2 ○ × × ○
3 × ○ ○ ×
4 × ○ × ○
5 × × × ○

 

(社会福祉援助技術(演習を含む。)・事例問題)

次の事例を読んで、問題32から問題34までについて答えなさい。

[事例]

 一人暮らしのEさん(78歳)は、夫と5年前に死別した。指定介護老人福祉施設(以下「施設」という)に入所して3年目。ここ数年、ますます体力が弱まってきた。2か月程前、散歩中に転んで左大腿骨頚部を骨折して入院し、人工骨頭の置換術を受けた。手術後のリハビリテーション(以下「リハビリ」という)を受け、病院から退院に向けて施設に外泊中のEさんは、車いすで施設内を移動しながら、しきりに介護職員に今後の生活の不安を訴えていた。「リハビリをいくらやっても、自分の思うようには歩けない。リハビリの先生の力不足に違いない。これからはこのままずっと車いすが必要になって、最悪の場合は、寝たきりになるかもしれない。そんな状態になっては、介護の手もかかるし、皆さんに申し訳ない。私は、歩けなくなったら、何もできないし、生きていても仕方ない」とEさんは話しながら、涙して、とても落ち込んでいる様子であった。
その後Eさんは、退院して施設に戻った。

 

問題32 病院から外泊中のEさんは、以下の障害受容の過程におけるどの段階と考えられるか、最も適切なものを一つ選びなさい。

1 ショック期
2 否認期
3 混乱期
4 解決への努力期
5 受容期

 

問題33 病院から外泊中のEさんの訴えへの施設介護職員による対応として、次の記述のうち、適切なものの組み合わせを一つ選びなさい。

A「もう少しお話をお聞きしましょう」と声をかけて、じっくりと話を聴く。
B「いろいろなことがご心配なのですね」と言葉を返す。
C「おからだの不自由さをやっと受け入れられたのですね」と優しく言う。
D「骨折の原因を思い出してください」と言う。

(組み合わせ)
1 A B
2 A C
3 B C
4 B D
5 C D 


 

問題34 Eさんが退院した後の施設介護職員による対応として、次の記述のうち、適切なものに○、適切でないものに×をつけた場合、その組み合わせとして正しいものを一つ選びなさい。

A Eさんの抱いている希望や期待に対して支持的にかかわる。
B 同じような骨折体験をした人達との交流を勧める。
C 現在の生活状態について話し合う。
D 外出や旅行などを主導的に計画し、Eさんに実行してもらう。

(組み合わせ)

 A B C D
1 ○ ○ ○ ×
2 ○ ○ × ×
3 ○ × ○ ○
4 × ○ × ×
5 × × ○ ○

 

 

<解答>

問題27: 4
問題28 :4
問題29 :3
問題30 :2
問題31 :4
問題32 :3
問題33 :1
問題34 :1

 

 




関連ページ

濃縮!介護福祉士 ページ先頭へ戻る